都市部で気軽に農業体験
国産木材を活用した培地「グロウアース」を展開する建材メーカーの大建工業(大阪市)はこのほど、屋外用栽培ユニット「モジュール型ファーミングユニット」を発表した。同商品は、シェアリング農園の運営やシステム開発を手がけるプランティオ(東京都渋谷区)と建材メーカーの四国化成建材(香川県丸亀市)と共同開発した。
モジュール型ファーミングユニットは、ユニット内でトマトやナスなどの野菜やハーブ、花卉(かき)類を育てることができる。モジュールの大きさは直方体型で、幅3180mm、奥行き3240mm、高さ2107mm。商業施設やオフィスビル、公共施設の屋外スペースへの設置を想定する。利用者や管理者のみが入退室できるよう、出入り口にはスマートロックを搭載し、セキュリティー性を高めた。