要配慮者の受け入れ拡大狙う
保険や共済制度の企画・設計などを手がけるアート企畫社(東京都中央区)は1日、高齢者ら住宅確保要配慮者(以下、要配慮者)の受け入れ促進につながる保証制度の提供を開始した。相続人不存在の入居者が、居室内外で死亡した際に発生する費用を補償する。
同保証制度は、2種類の保険を活用する。一つ目が居室内での死亡リスクに備える「孤独死保険」。二つ目が、家賃債務保証会社向けに新たに企画した居室外での死亡リスクに備える保険だ。
構築した保証制度では、入居者の死亡後の相続人の捜索費用、残置物の保管や処理にかかる費用、原状回復費用を賄う。