世の中のカスタマーハラスメント(カスハラ)に対する見方が変わっている。では、賃貸業界はどうすべきなのか。対策を徹底的に論じる。
カスハラの条例 東京都で検討開始
4月22日。東京都において、全国初となるカスハラを防ぐ条例の制定に向けて、カスハラの定義づけ案が都の部会で了承された。
東京都の案では、誕生日ケーキの名前が間違っていた場合を例に示している。
【東京都の案】
事案 3000円の誕生日ケーキの名前が違う
・カスハラに該当は
「店員の胸ぐらをつかみ、1億円を要求すること」「丁寧な口調で1億円を要求すること」「店員の胸ぐらをつかみ3000円の返金を要求すること」
・カスハラに該当しない可能性
「丁寧な口調で3000円の返金を要求すること」だそうだ。