JKK東京、「コーシャハイム」から「CALMEST」へリブランディング

東京都住宅供給公社

商品|2022年09月16日

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公開されたCALMEST大蔵の杜の外観

 東京都住宅供給公社(JKK東京:東京都渋谷区)は賃貸住宅のリブランディングプロジェクトを進める。その第1弾として6日、世田谷区の大規模団地、元「大蔵住宅」の建て替え事業「CALMEST(カーメスト)大蔵の杜」の完成街区を報道陣に公開した。

第1弾の応募倍率は最大45倍

 同社のこれまでの賃貸住宅ブランド「コーシャハイム」から「カーメスト」に変更後、初の物件となる。

 同物件は、敷地面積9.9ヘクタール、すべての街区が完成すると総戸数約1200戸の大規模団地となる。RC造で、5~7号棟は9階建て、8、9号棟は5階建て。

8、9号棟のラウンジの写真

8、9号棟のラウンジ。無料でWi-fiも利用できる

 今回募集する住戸の間取りは1LDK~3LDK、広さは33.25~67.13㎡。賃料は10万7900~18万9900円。3LDKの人気が高く、倍率が一番高い住戸は45倍だ。

居室内の写真

居室内。グレージュモダンのカラータイプ。第1期では特に若年層から人気のカラーだったという

 第1期は、2~12日まで、5棟381戸の募集を受け付けた。申し込み件数は782件に上った。JKK東京の公社募集課大手伸也課長は「住環境の良さが人気の理由」と話す。

ワーキングブースの写真

コミュニティスぺース内に設置した半個室のワーキングブース

 同物件の基本コンセプトは「多世代が健康に暮らせる住まい」。第1期募集住戸のうち165戸で、東京都の「子育て支援住宅」の認定を受けている。また、8、9号棟では専有部を含む敷地内すべてを禁煙にするなど、健康面にも配慮。共用部も充実させ、コミュニティースペースには3席のワーキングブースやキッズスペースも備えている。

 2027年に第2期の4棟560戸を竣工する予定だ。

(2022年9月19日3面に掲載)

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