錯誤による意思表示【宅建試験解説】

【連載】2020年宅建試験まるかわり解説

法律・制度改正|2020年07月06日

  • twitter

Q.契約書に100万円なのに100円と記載した場合は無効?

A.重大な過失がなければ取り消せます。

錯誤ってなに??

 錯誤とは、表示に対応する意思がないか(表示内容の錯誤)、または、法律行為の基礎とした事情についてのその認識が真実に反すること(動機の錯誤)をいいます。つまり、勘違いのことです。たとえば、乙地を売るつもりで契約書にサインしたつもりが、甲地の売買契約書にサインしてしまったような場合です。

動機の錯誤ってなに?

 表意者(勘違いした人)が法律行為の基礎とした事情についてその認識が真実に反する錯誤をいいます。たとえば、「鉄道が開通して地価が上がるといううわさを信じ、価値の低い土地を高額で買い受けたが、うわさは事実無根であった場合」などのような場合です。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『自ら売主制限と担保責任【宅建試験解説】』

検索

アクセスランキング

  1. 春の社宅需要、増加傾向

    S‐FIT(エスフィット),タイセイ・ハウジー,FPR,アパルトマンエージェント

  2. JCOM、月額制の防犯カメラで攻勢【注目企業に迫る】

    JCOM(ジェイコム)

  3. 法人・一般好調も、学生は苦戦【2024年繁忙期総括】

    住まいの戸田,クラッシー・ホームズ,ホワイトホームズ,つばめ不動産,グッドフェイス,高山不動産,アルカディア管財,三好不動産,早川不動産,武蔵小杉駅前不動産

  4. 日本情報クリエイト、100億件のビッグデータ活用

    日本情報クリエイト

  5. 繁忙期、成約件数は堅調

    山一地所,旭ハウジング

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ