部屋探しポータルサイトに集客を頼る賃貸仲介会社は多いが、個々の企業が費用対効果をどう感じているのか、その実態はよく分かっていない。ポータル活用は出稿・更新という作業負担ものしかかり、フル活用も簡単ではない。同じようで違う全17社の利用実態を紹介する2回目は、年間賃貸仲介件数約3600件のハウス流通(長崎市)と、約2900件の信濃土地、(新潟市)、約2500件の生活プロデュースリーシング(北海道旭川市)を取り上げる。
※ポータルサイト名の表記について、本特集では次のポータルサイト名を次のように表記します。『SUUMO』は『スーモ』、『LIFULL HOME'S』は『ホームズ』、『at home』は『アットホーム』といたします。
ハウス流通、長崎で4サイトを併用
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年間3684件の賃貸仲介を行うハウス流通(長崎市)は、売上高12億2800万円のうち2億5400万円を賃貸仲介で売り上げており、一番の主力事業となっている。6拠点で仲介店舗を運営しており、従業員数54人のうち賃貸仲介担当は29人。