代物弁済交渉、勝因は「白兵戦」 スルガ銀行、スマートデイズ被害弁護団 その他|2020年04月06日 SS弁護団の河合弘之団長 スルガ銀行・スマートデイズ被害弁護団(SS弁護団)は3月25日、スルガ銀と争っていたシェアハウス不正融資問題を大筋で全面解決したと発表した。物件オーナー257人分のシェアハウス343棟の借金が、事実上の代物弁済で帳消しとなった。河合弘之団長は、スルガ銀に対する直訴やデモなどによる"白兵戦"で臨んだことが交渉成功のポイントと伝えた。 SS弁護団 不正シェアハウス問題、全面解決 スルガ銀のシェアハウス不正融資事件にかかわる物件オーナーは全体で約1200人いる。今回はそのうち257人分の保有シェアハウス343棟、不動産担保ローンの残額約440億円と無担保ローンの一部が帳消しとなった。