アンビションDXホールディングス、電子契約、クラウドで一元対応

アンビションDX(ディーエックス)ホールディングス

商品|2022年08月12日

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 管理・仲介事業を行うアンビションDX(ディーエックス)ホールディングス(東京都渋谷区)は、22日から自社開発のクラウド型電子契約サービス「AMBITION Sign(アンビションサイン)」による契約を本格的に開始。年内に同社の管理物件における賃貸仲介時の全契約を電子化する方針だ。

管理物件の全契約で導入計画

 AMBITION Signの特徴は、大きく分けて二つ。一つ目は、契約関連業務を一つのクラウドサービス内で完了できる点だ。

 同サービスでは、テレビ会議での重要事項説明、適切な電子契約が行われるための一連の流れの確認、電子契約書などの添付・閲覧、電子署名を一元的に行うことができる。テレビ会議や電子署名が別のサービスである場合、複数のシステムを使いながらの対応になる。一つのシステム上で契約業務が完結することで不動産会社の業務負担を削減する。

 二つ目はブロックチェーン(分散型台帳)技術を活用し、契約の順法性を担保した点だ。契約関連情報をハッシュ値に変換し、ブロックチェーンを用いて保全。タイムスタンプと同等の有効性が認められている。

 DX推進室の中村勇介室長は「管理物件のリーシングで取引のある仲介会社約500社に対して、同サービス利用による契約を基本としていく」と語る。2026年度までに不動産会社1000社の利用を目標とする。

(2022年8月15日21面に掲載)

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