公益財団法人日本賃貸住宅管理協会(以下、日管協:東京都千代田区)は11月14日、「日管協フォーラム2023」を開催した。
全国から837社3130人が参加
完全リアルでの開催は4年ぶりだ。参加申込者数は3130人、参加企業数は837社と、新型コロナウイルス禍前となる2019年の開催時に並ぶ盛り上がりを見せた。
同フォーラムは、賃貸管理会社向けに協会本部の主要な委員会によるセミナーと合同成果発表を行うもの。13年から開催しており、今回が11回目となる。
開催されたセミナーは32講座と過去最多だった。特に、朝一番から行われた法務委員会によるインボイス制度に関するセミナー「管理会社の困ったをサポート・インボイス実務対応Q&Aと留意点」は最も人気が高く、526人から申し込みがあった。登壇したのはKnees bee(ニーズビー)税理士法人(同)の渡邊浩滋税理士・司法書士だった。
初の試みとして、「賃貸不動産経営管理士試験直前講座」を開催した。大手資格予備校4校から4人のメイン講師が登壇したこともあり、会場は満席となった。
塩見紀昭会長は「久しぶりの完全リアル開催となり、皆さんに久しぶりに顔合わせできたことを喜んでもらえた。ハイブリッド開催もいいが、実際に来て情報を得ることが大事だと改めて感じた」とコメントした。
(2023年12月4日1面に掲載)