留学生の秋需要、回復鮮明

京都ライフ,日本エイジェント,毎日コムネット

その他|2023年11月03日

  • twitter

日本エイジェントが運営する外国人専用の部屋探しポータルサイトwataya Japan

 留学生の賃貸住宅需要が、新型コロナウイルス下前の2019年の水準にまで回復してきている。留学生への賃貸仲介を行う不動産会社3社によると、部屋探しの需要にも変化が出てきているようだ。

中国人の部屋探し、高級志向に

成約、コロナ前水準

 秋口の留学生の賃貸仲介の回復基調が鮮明だ。留学生の秋の入居需要は、交換留学で9月に入学し、半年~1年ほど日本に滞在するための住まいがメインだ。時期は会社によって差があるが、夏ごろから問い合わせが増え始める。

 管理戸数約2万戸の京都ライフ(京都市)では、7~9月の留学生の成約数が、19年同期の水準に戻ったという。

 同社は京都市内をメイン商圏とする。賃貸仲介する留学生の受け入れ先の大学は、京都大学や同志社大学、立命館大学など。日本語学校への入学のタイミングも重なる。

 秋入学を目的に、入居の問い合わせをする留学生は、7~9月ごろに増え、1カ月程度で成約に至る。

 新型コロナウイルスの影響が継続していた21年の成約数は、19年の20%程度にまで下落した。23年7~9月は、19年同期比で95%とほぼ回復。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『復活するインバウンド 留学生、就労者とも回復鮮明』

検索

アクセスランキング

  1. 春の社宅需要、増加傾向

    S‐FIT(エスフィット),タイセイ・ハウジー,FPR,アパルトマンエージェント

  2. JCOM、月額制の防犯カメラで攻勢【注目企業に迫る】

    JCOM(ジェイコム)

  3. 繁忙期、成約件数は堅調

    山一地所,旭ハウジング

  4. 法人・一般好調も、学生は苦戦【2024年繁忙期総括】

    住まいの戸田,クラッシー・ホームズ,ホワイトホームズ,つばめ不動産,グッドフェイス,高山不動産,アルカディア管財,三好不動産,早川不動産,武蔵小杉駅前不動産

  5. 日本情報クリエイト、100億件のビッグデータ活用

    日本情報クリエイト

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ