原状回復工事やリノベーション事業を手掛けるエーテル(岐阜県多治見市)は、入居予定者の好みに合わせて施工する簡易リフォーム提案をオーナーや不動産管理会社に行っている。
VRで見せ、成約後に施工開始
VR(仮想現実)技術を使い、部屋探し中の顧客に改装後の室内をイメージしてもらい、気に入れば「入居の予約」を入れてもらう。実際、退去した後に部屋を内見してから簡易リフォームに入る。退去予告が出たと同時に提案を進めるため、オーナーとしては空室期間の短縮化に役立つと見込む。
改修内容は、床材や壁紙の張り替えなど簡易的なものだが、部屋の印象が変わるようなおしゃれなデザインを意識している。入居予定者からのリクエストも可能。