体験型民泊2棟開業
商品|2019年07月04日
FURUEL 空き家を転用
不動産会社のFURUEL(フルエル:大阪市)は1日より、体験型民泊物件『GOEMON(ゴエモン)』『ChillHouse(チルハウス)』を2棟同時で開業した。『GOEMON』は、JR大阪環状線「桜ノ宮」駅から徒歩6分。木造2階建て、築66年86㎡の4LDKだ。長年空き家となっており、同社が外国人向けの特区民泊としてリノベーションを行った。1棟貸しで収容人数は9人。団体で旅行に訪れるアジア圏の観光客をターゲットに置く。
宿泊施設のテーマは「日本食」としている。肉じゃが、お好み焼きなど日本で親しまれる料理13品目のレシピを、施設内に付属のタブレットで視聴可能。ビーガン、と呼ばれる菜食主義者向けにも対応し、生活様式の異なる海外の観光客の集客に注力する。また、オプションで料理教室も体験することができ、日本文化を体感する施設としてこだわることで、増え続ける大阪市内の物件との差別化を図る。