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■来年度からの賃貸住宅市場参入も視野に・・・フージャースコーポレーション

 「ウィズ」シリーズなどマンション分譲のフージャースコーポレーション(東京都千代田区)の廣岡哲也社長が今後の事業戦略を明らかにした。これまではマンション建設に必要な土地のみを重点的に仕入れ、開発を行ってきたが、今後は複合施設の開発に注力。仕入れる土地面積も5000坪から1万坪以上の大型案件が増加する。

 複合施設内には同社が開発するマンションのほかにスーパーや託児所、学習塾などを誘致する予定。誘致を円滑に行うために今年10月には社内に専門チームを設ける。複合施設にすることで、マンションの付加価値が増すとともに、大型案件発注というスケールメリットで建設コストの削減にもつながる見通しだ。

 「設立以来約10年でマンションデベロッパーとしての地位を確立することができました。これからは企業として1ステージ上を目指す段階。複合施設開発はその一環です」(廣岡哲也社長)

 まだ事業戦略として具体化していないが、賃貸住宅市場への参入も視野に入れているという。

 「分譲が主軸であり続けることは今後も変わらないでしょう。しかし事業の多角化を図るのは経営者として当然。賃貸住宅への消費者ニーズが高まっていることは周知の事実であり、無視できるものではありません。早ければ来期にでも数棟保有する可能性は十分あります」(9月25日号)