怒りの抑制には練習が必要

【連載】現場レポート 賃貸業界のキャリア形成 VOL.141

管理・仲介業|2024年03月01日

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 情的に「怒鳴る」ことの事業リスクが高まる昨今。いかにしてそのリスクを防ぐべきかのシリーズ第三弾をお送りする。

叱責は高リスク 笑顔で感情を鎮静

 「あの時、本気で怒ってくれたからこそ、今の自分があるんです。ありがとうございます」というセリフは、よく、昭和の昔気質の職人の話や芸人の修行話として横行した。しかし、今は「訴訟リスク」でしかない。「感謝などされず」、メンバーのメンタルリスクや退職リスクにしかならない。

 また、本当に「本人のためにここはしっかりと叱っておくか」と思ったとしても、「怒ったフリ」を演じていたはずが、本当に自分の言葉に酔って怒りが増幅してしまうことがある。これは「表情フィードバック」という現象である。

 むしろ逆に「優しく接する演技をしよう」「笑顔で対処しよう」と行動を変えると、怒りも次第に静まっていくのだ。

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おすすめ記事▶『感情的な叱責は訴訟のリスク』

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