グローバル・リンク・マネジメント、バルク販売強化で営業効率化【上場企業トップに聞く収益不動産市場の行方】

グローバル・リンク・マネジメント

インタビュー|2023年08月09日

  • twitter

グローバル・リンク・マネジメント 東京都渋谷区 金大仲 社長(49)

 2022年12月期に、売上高、経常利益、販売戸数のすべてで過去最高を更新したグローバル・リンク・マネジメント(以下、GLM:東京都渋谷区)。バルク販売を推進し、営業効率の向上策が奏功した。ストック事業の売り上げ比率を高め、将来の経営リスクに備える。

国内AM会社に22棟売却契約

経常22億7800万円過去最高益を更新

 GLMの金大仲社長は「東京のレジデンスの高需要、価格の上昇傾向は当面続くとみている。一方で、欧米のマーケットがクラッシュする可能性は依然としてある」と語る。同社では金融危機に陥った際のリスクを回避するために、営業の効率化と多角経営を進める。

 22年12月期の売上高は、21年12月期比で16.3%増の356億7300万円、経常利益は同53.2%増の22億7800万円となった。販売戸数は979戸で、いずれも過去最高を記録。主力事業は不動産の開発・販売の「不動産ソリューション事業」で、328億1700万円と売り上げの9割以上を占める。そのほかのセグメントは「プロパティマネジメント事業」で、22年12月末の管理戸数は2727戸となった。

 収益不動産の開発・販売において注力しているのは、大きく二つ。一つ目は営業活動の効率化による利益率の向上だ。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『グローバル・リンク・マネジメント、不動産投資に対する意識調査』

検索

アクセスランキング

  1. JCOM、月額制の防犯カメラで攻勢【注目企業に迫る】

    JCOM(ジェイコム)

  2. 繁忙期、成約件数は堅調

    山一地所,旭ハウジング

  3. 日本情報クリエイト、100億件のビッグデータ活用

    日本情報クリエイト

  4. 法人・一般好調も、学生は苦戦【2024年繁忙期総括】

    住まいの戸田,クラッシー・ホームズ,ホワイトホームズ,つばめ不動産,グッドフェイス,高山不動産,アルカディア管財,三好不動産,早川不動産,武蔵小杉駅前不動産

  5. 富士リアルティ 永松秀行社長 木造建築強みに、売上13億円

    【企業研究vol.248】富士リアルティ

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ