神奈川県住宅供給公社、横浜・関内に109戸賃貸完成

神奈川県住宅供給公社

管理・仲介業|2024年03月20日

  • twitter

KANMATCHのイメージ(作成:マーチアンドストア)

地域交流拠点の役割狙う

 賃貸住宅や関連施設の管理を行う神奈川県住宅供給公社(以下、KJK:神奈川県横浜市)は、賃貸マンション「フロール横濱関内」の入居者募集を2月7日から開始。1週間で77件の申し込みが入ったという。

 同物件はJR根岸線関内駅徒歩5分の場所に立つ。地下1階・地上13階建てRC造、全109戸の賃貸マンションだ。

 住戸の間取りはワンルーム、1K、1LDK、2LDKで、専有面積は30.17~60.47㎡。家賃は12万2200~25万400円(共益費別)となる。

 同物件の特徴は、地域の交流拠点としての役割を持たせた点だ。

 1階の94.89㎡のスペースは、同物件の入居者や、1階の店舗の入居企業、関内地区の地域住民、学生などが利用できる場を目指す。

 交流を仕掛けるのは、KJKと共に地域活性化事業を行う、関内イノベーションイニシアティブ(同)だ。同社が進めるヒト・コト・モノをつなげるプロジェクト「KANMATCH(カンマッチ)」の拠点として運用する。

 それとは別に58.4㎡の入居者向けのシェアラウンジを配置した。テレワークや居住者同士のコミュニティースペースとして利用可能だ。

 住戸内は、玄関土間含め、段差がないフルフラット設計を採用した。そのうち2戸は、車椅子生活者向け住戸とした。システムキッチン、エアコン、追いだき機能付きバス、ガス温水式床暖房などを標準装備とする。

 主な入居者ターゲットは、20~40代の単身者、DINKS。横浜市の中区・西区に勤める中堅から大手企業の会社員や看護師、ホテル勤務者、公務員、自営業者ら。

(2024年3月18日14面に掲載)

おすすめ記事▶『神奈川県住宅供給公社、団地に若い世代呼び込む』

検索

アクセスランキング

  1. JCOM、月額制の防犯カメラで攻勢【注目企業に迫る】

    JCOM(ジェイコム)

  2. 繁忙期、成約件数は堅調

    山一地所,旭ハウジング

  3. 日本情報クリエイト、100億件のビッグデータ活用

    日本情報クリエイト

  4. 法人・一般好調も、学生は苦戦【2024年繁忙期総括】

    住まいの戸田,クラッシー・ホームズ,ホワイトホームズ,つばめ不動産,グッドフェイス,高山不動産,アルカディア管財,三好不動産,早川不動産,武蔵小杉駅前不動産

  5. 富士リアルティ 永松秀行社長 木造建築強みに、売上13億円

    【企業研究vol.248】富士リアルティ

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ